前回でpppoeでの接続ができるようになりました。今回はiptablesを設定することで、ルータ配下の端末がインターネットに出られるようにします。 Step1 NIC間の転送の設定 /etc/sysctl.confファイルのnet.ipv4.ip_forwardの値を0から1に変更します。変更しただけでは設定が反映されないことに注意してください。 # Controls IP packet forwarding #net.ipv4.ip_forward = 0 net.ipv4.ip_forward = 1 以下のコマンドで上の設定を有効化します。 # sysctl -p Step2 IPマスカレードの設定 WAN側に接続しているポートが、eth0の場合でインターネットに出られるようになります。 ただし、デフォルトゲートウェイをeth0のIPアドレスに設定する必要があります。 iptable
Linuxをルーターとして使用したい場合のマスカレード設定です。インターネットの接続へは1つのグローバルIPアドレスしかなく、その1つのIPアドレスをローカルネットワーク内で共有し、インターネットを利用する為にはIPマスカレードとパケット転送機能の設定が必要です。 以下のような構成があるとします。 ←eth0側 eth1側→ [グローバル] ---- [ゲートウェイPC(Linux)] ---- [ローカルPC] ネットワークの設定を適切に行っていればゲートウェイPCからはインターネットに接続できますが 他PCからはインターネットに接続できません。 これを接続できるようにするにはゲートウェイとなるPCにIPマスカレードの設定が必要です。 ゲートウェイとなるLinuxPCの設定 ゲートウェイとなるLinuxPCにはNICが二つ必要です。(グローバル側とローカル側) こ
Linuxで、アプリケーションやユーザごとに、異なるデフォルトゲートウェイを割り当てたくなる時があります。 普通は、優先度とかで自動で切り替えとか、そーゆー感じですが、 そうではなくて、 ユーザAは、デフォルトゲートウェイ1を必ず使い、ユーザBは、デフォルトゲートウェイ2を絶対に使う。 プロセスAは、デフォルトゲートウェイ1を必ず使い、プロセスBは、デフォルトゲートウェイ2を絶対に使う。 そんな風にしたい時があります。 まあ、人生は長いですから、そういう時もあるのです。 ネッツ PC 192.168.0.10 ---> HUB -->gateway1 192.168.0.100 -->gateway2 192.168.0.200 ユーザ user_proxygw は、192.168.0.200 を使い、 それ以外は、 192.168.0.100(default gw) を使うというのを考え
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