ただ蚊に刺されただけなのに、重い症状を引き起こすことがあるのを知っていますか? 蚊が多くなる季節の前に、「蚊アレルギー」について説明したいと思います。 まずは普通あまり知られていない蚊の生態について、軽く解説しましょう。 蚊は、昆虫でハエ目カ科に属します。オス・メスともに長い口吻を持ち、上唇で食物を吸収し、下面に唾液を送り込む管を持っています。蚊の主食は花のミツや草の汁などで、動物の血ではありません。血を吸うのは、メスだけで、産卵期に吸血します。 卵を発達させるために必要なタンパク質を得るために、動物の血液が必要なのです。体温や二酸化炭素などで動物を探し、血を吸うために寄ってきます。 蚊が血を吸う時に、こちらに送り込んでくる唾液は、刺した時に痛みを感じさせない麻酔作用や、血が空気にふれて固まるのを防ぐ作用などを持ついろんな成分が含まれています。これが唾液腺物質で、刺された後の腫れや痒みの原
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