アメリカ人に視覚的思考を教えるための方法 - ジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング
先日、アメリカで働いている日本人駐在員のためのセミナーをしたのですが、その時に次のような質問をしました。「一緒に働いているアメリカ人の最も改善の余地のあるの部分はどこだと思いますか？」これにはたくさんの回答が挙がりましたが、その一つは、「アメリカ人は情報のビジュアル化が不得意」というものでした。今回のブログでは、このテーマにフォーカスしたいと思います。 確かに、日本人と比べて、アメリカ人は情報のビジュアル化が比較的不得意です。一方日本人は、情報を視覚的に吸収することが多いので、ビジュアル化された情報に慣れています。これは私の仮説ですが、日本人が情報のビジュアル化が得意な理由の一つは、漢字という視覚的文字が日常的に使われているからではないでしょうか。アルファベットが一つの音価を表記する音素文字であるのに対し、漢字は基本的に、一つの意味（形態素）と一つの音節を表します。つまり、漢字はビジュアル
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2015年05月30日19:35 絵画と遠近法についての考察 カテゴリ■雑談 art_matomen Comment(0) 絵画の中に現れる「遠近法」について考えていきます。写真などでは遠近は意図的に操作することは出来ませんが（画像を編集したり、遠近法を操作したように見せるトリックアート的なことは可能ですが）、絵画だと自由に遠近法を操作できます。また遠近感の描き方がそのまま絵の特徴となっているものもあります。そのような絵について考えていきます。 【はじめに】 遠近法とは絵などの平面的な画面に奥行、近いもの遠いものを表現する方法です。主には絵画、建築パースなどに使われて、学生などが最初に習うものだと思います。 代表的な遠近法として、透視法があります。透視法は焦点と呼ばれる目標に対して物体を描いていきますが、下図の様な1～3つまで焦点を決めて描く方法があります。建築パースを描く時は1点透視法は
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