第1回目:外資系証券の一般的な採用事情と、日本の大学・大学院を卒業予定の学生を対象とした採用活動における英語力の実態 グローバルなフィールドで活躍したい、と願う就活生や社会人にとって就転職先として目標に挙げられる業界のひとつが、外資系金融機関。 なかでも証券のM&Aアドバイザリー業務に代表される証券アナリスト、セールス、トレーダーなどは依然人気が高い職種です。 そのようなフロント業務以外でもバック・ミドルオフィスでの採用という形もあるものの、学生や業界未経験者には英語の壁もあり採用応募もチャレンジング、というのが現実です。 ここでは実際に外資(米国)金融グループの人事採用担当として勤務していた筆者の経験から、就職・転職者にとって気になる英語力と採用活動の実態を3回にわたって解説していきます。 第1回目の今回は外資系証券に代表される金融業界の一般的な採用事情と、日本の大学・大学院を卒業予定の