ららぽーと(千葉県船橋市)は、9月28日に開業する「ラゾーナ川崎プラザ」(川崎市)や10月4日に開業する「アーバンドック ららぽーと豊洲」(東京・江東)など、同社が運営する4つの大型商業施設で、1台の端末で様々な決済サービスが使える「マルチ決済システム」を採用すると発表した。 川崎市や江東区などの施設では、開業当初はJR東日本が運営する「Suica電子マネー」のみが使える予定。マルチ決済システムは2007年3月以降に順次導入。新システムではSuicaに加え、首都圏の私鉄が運営する電子マネー「PASMO」、NTTドコモのクレジットサービス「iD」が使えるようになる。さらに、ほかの非接触IC技術を使った決済サービスの提供者にも参加を呼びかけていく。 JR東日本、NTTドコモ、NTTデータの3社が出資する「Suica普及有限責任事業組合(LLP)」が、ららぽーとに対してシステム費用の一部を資金提