「上下関係が薄い社風」の重視度が上昇、08年新入社員の会社選び リンクアンドモチベーションのアンケート調査によると、2008年度の新入社員は、就職先を選ぶ際に「社内の上下関係が薄く、フラットな社風があること」や「革新・創造的な社風があること」を重視する度合いが前年より高かった。 社風や事業の成長性といった項目ごとに、5段階評価で重視する度合いを尋ねた。「フラットな社風」について、2007年度入社の社員は重視度が平均3.34ポイントだったが、2008年度は3.61ポイントに上昇した。また「革新・創造的な社風」については3.56ポイントから3.73ポイントに上がった。 全32項目のうち27項目に関して重視度が高まっており、新入社員が企業に求めるものが多くなっていることがうかがえた。リンクアンドモチベーションでは、こうした意識変化の背景として、新卒学生の求人倍率が上がったことがあると分析し