約20年前からある、作業支援や歩行支援に使われてきた「アシストスーツ」の市場が急速に拡大している。そのアシスト機能も大幅に高まりつつあり、一部製品は、着るだけで人間を「サイボーグ」にするまでに進化した。こうしたアシストスーツの第2形態、さらにはその先の製品が、今後10年ほどの間に我々の仕事や生活を大きく変えていきそうだ。 「我々は人間と機械のハイブリット化が目標だ」(パナソニック子会社ATOUN代表取締役社長の藤本弘道氏)ー。こうした話が真顔で語られるようになる程、これまでSFの世界の話でしかなかった、人間の「サイボーグ化」が現実味を帯びてきた。サイボーグとは、人間の体とロボット技術を融合させて、生身の人間では発揮できない能力を手に入れた“超人”を指す。しかしこれまでは実現困難だった。人体を改造する技術やインプラント技術などのいわゆる侵襲手術は、技術的にも倫理的にも課題が山積みしているから
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く