「サーチアーキテクチャ」という本を書いた事もあって、このところ情報検索に関する相談や引き合いをいただく事が増えてきている。しかし、この本でもひとつのテーマにしているが「情報検索」というものが、人々の行動にどう影響するのかについては未だ完全に判っているわけではない。まだまだ研究や分析が必要だ。そんな折、(社)日本新聞協会 広告委員会から公表された「2007年全国メディア接触・評価調査」の報告に情報検索についての面白い調査データがあった。この調査報告書はpdfファイルでダウンロードもできる。 報告の冒頭での明治学院大学の清水教授からの説明にあるように、今回の調査では、消費者が購入行動を取ったときの満足度に注目している事が非常に興味深い。消費者の購買行動を「認知・関心」->「情報検索」->「購買行動」->「満足」->「情報共有」の5つのプロセスに分けて、「満足」の前プロセスとして各種メディアやプ
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