サインアップのフローであれ、マルチビュー・ステッパーであれ、ありきたりのデータ入力であれ、「フォーム」はデジタル・プロダクト・デザインにおいて最も気を遣わなければならないものの1つです。 そこで、今回は一般的にフォーム・デザインで何をやり、何をやらざるべきかについてお話したいと思います。あくまで一般的なガイドラインですので、そのようなものとしてご理解頂いた上で、皆さんの参考になれば幸いです。
Nickはロシアのセントピーターズバーグ出身のソフトウェアデベロッパー/ブロガーです。彼による他の記事はこちらをご参照ください。 Webやアプリ内のフォームは、ユーザーとの最も大切なやり取りの場の一つです。サービスへの登録や予約、フィードバック、決済処理など、ユーザーと企業間の取引を開始したり、ユーザーいにあらゆる情報を入力してもらうべく、様々なところで使われています。 ユーザーがいかに素早く正確に情報を入力し、求める情報を最後まで入力してくれるかはこのフォームの出来にかかっています。 この記事ではフォームのデザインにおいて、様々なテストやユーザーの声などから導き出された、実用的な施策を紹介します。 1. フォームは論理的に並べる フォームは対話そのものです。従って、普通の会話の様に、ユーザーとアプリの2者間でのコミュニケーションとして表現されるべきでしょう。 質問は直感的な順番にする。ユ
みなさん、入力フォームを制作する際、どのような施策をおこなっていますか? 入力項目を見直したり、入力ステップを明確にしたりなど、入力フォーム最適化をおこなっていると思います。そのことで、コンバージョン率があがったり、ユーザーがストレスを感じないようになるでしょう。入力フォーム最適化はEFO対策 = Entry Form Optimizationとも呼ばれます。 サイトの設計段階で検討すべきことが多いですが、コーディングでも考慮すべき事が多々あります。今回はHTMLコーダーがエントリーフォームを制作する際に考慮すべき点について紹介します。 ※本記事では最近のブラウザに適したHTMLコーディング方法の紹介を目的としています。そのため、デザインとアクシビリティーでのベストプラクティスを紹介したものではありませんのでご了承ください。 自動入力機能に対応しよう Google Chrome(デスクトッ
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