ヤマダ電機は10月31日、電気自動車(EV)開発ベンチャーのFOMM(神奈川県川崎市)と資本業務提携を結んだと発表した。ヤマダ電機の店舗ネットワークを生かし、小型EVの販売を目指す。出資額などは明らかにしていない。 FOMMは、4人乗りのコンパクトなEVを開発する企業。水害など緊急時には車体が水に浮き、水上移動するクルマを設計。タイなどで量産計画を進めている。 ヤマダ電機はEV販売のほか、グループ店舗でのバッテリー充電、カーシェアリングなどのサービス提供も検討。家電製品がネットに接続する「スマートハウス」事業とEVの融合により、環境負荷を低減する住まいづくりなど、「次世代モビリティ・ビジネスの構築を目指す」(同社)。