中央アフリカ中部のカガバンドロで、国内避難民のためのキャンプでテントを設置する男性(2016年10月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/EDOUARD DROPSY 【5月31日 AFP】国連(UN)は30日、中央アフリカでレイプ、殺人、拷問、拉致、少年兵の動員を含む、凶悪犯罪が横行していたとする報告書を発表した。これらの犯罪は、戦争犯罪やジェノサイド(大量虐殺)にあたる可能性がある。 国連の報告書は、軍や武装集団、国際組織による「恐ろしい」犯罪が2003~2015年の12年以上にわたって続いたと指摘している。 集団レイプ、性奴隷、村落への放火、大量虐殺の可能性がある事件について記録したこの報告書は、こうした犯罪を裁くことを目的に首都バンギ(Bangui)に新設される裁判所のためにまとめられた。 これとは別の国連の報告書でも、中央アフリカでは暴力行為の急増により今月初めから数百人が殺害さ