学位を取得しポスドクとして働いて 8 年、順調にスタートアップと若手 (B) を 2 回とり、来年度にはおそらく基盤 (A) に採用され年研究費 1000 万円を超えそうと言う状態が今年の初め。 去年からかかわっていたプロジェクトが多忙を極め、家庭もうまくいかなくなり逃げるように心療内科に行ったところ軽度のうつと診断され即研究室を 3 か月ほど休むように言われた。 同じくらい忙しい状態は今までもあった。違っていたのは自分のやりたい研究ではなかったこと。だから本当の意味でのうつではなく、ボスの研究には意義が見いだせなかっただけかもしれない。 ただ、今回研究室を休んで気づいたことは、今の待遇、ポスドクで働いて自分でとった科研費が増えても自力で考えたテーマの研究成果はまったく比例していないということ。このまま研究室に戻って仕事を続ければ、今年度は難しいかもしれないが論文は 10 報を超えるしその