ドットインストール代表のライフハックブログ
2007年9月1日 練馬文化センター この講演会は盛況にて終了いたしました。 この日、400人を超えるお客さまが、羽生善治氏から“決断力の磨き方”を学ぼうと耳を傾け、活発な質疑応答が行われました。 20年以上も将棋界でトップの1人として活躍してきた裏にある深い考えが、 聴く者全てをうならせました。 下記に、羽生氏がお話頂いた内容を簡単にまとめました。 これだけでも、あなたに大きな気づきを与えてくれるエッセンスになるはずです 決断力を磨くとは たくさん知識を積み重ねてその通りやるのではなく、思いもよらなかったことに、慌てずに、楽しんで対応しながら 学び、価値を作っていくこと。 決断力を磨く方法は 1.自分がやって、責任を取っていくこと 2.突発的な中でやっていくことで、 自分が思ってもみないことに出会うことが一番良い。 決断する上で、直感が7割を決める 直感は、あてずっぽうに
世界的に高い評価を得ているデザイナーの吉岡徳仁さんにお話を伺って、アイデアを生み出す方法論に興味を持った。1つのデザインを形にする時に、10個思いついた中から1つを選ぶといった方法ではなく、1つのアイデアを「生き物」のようにとらえ、それを育てていくという考え方をされている。 生き物にはそれぞれに固有のロジックがあり、固有の系統樹があり、固有の発達のパターンがある。それに逆らわずに、むしろ自分を消して、そのプロセスを助ける、救うというスタンスだ。この方がきっと良いデザインができる。 吉岡さんは、自分の方法論をあまり意識していないと言う。「無意識過剰」という言葉が昔あったが、無意識の中でいろんなことをやられている方だ。出来上がったデザインを、さらにブラッシュアップするために、対象にずっと向き合うのではなく、傍らに置いて、ほかの仕事をしながら、時々チェックをする。 「意識」で見るのではなくて、「
エルピーダの坂本幸雄さんがゲストで いらっしゃる。 1980年代、日本は「半導体王国」 と言われ、高いシェアを誇ったが、 90年代になって韓国のサムスンなどに シェアを奪われた。 そんな中、政府主導で設立されたのが エルピーダ・メモリ。 しかし、赤字続きで、坂本さんが 「ピンチ・ヒッター」として招請された。 見事に経営を立て直し、 今再び世界一の座をねらおうとしている 坂本さんの経営哲学は、大変注目されている。 坂本さんは体育大学を出て、テキサス・ インストラメンツの倉庫係から出発 したという異色の経歴。 驚いたのは、ノートだった。 一目見て、大変密度の濃い思考の跡がそこに あることがわかる。 固有名詞や数字が並んでいる。 「私にしかわからないでしょうね」 と坂本さん。 坂本さんの脳の中の思考運動が、 そのような記号列を吐き出す。 しかし、余人には何のことかわからない。 坂本さんのノートが
競馬の調教師として、 圧倒的な実績を誇る藤澤和雄さんが ゲストでいらっしゃる。 担当ディレクターは本間一成さん。 藤澤さんの調教の特徴は、馬に ムリをさせない「馬なり」調教。 人間がペースを強制するのではなく、 馬が自然に群れをなして走るように し向ける。 その時、弱い馬が強い馬と一緒に 走ると、弱い方は自然に「引き上げて」 もらえる。 ペースが異なり過ぎて、弱い馬が 引き離されてしまうと、その時点で 「やる気」を失ってしまうのだという。 能力別学級編成や、学校の入試など、 人間界のさまざまな矛盾にも当てはまる ような話。 馬にとって、競馬の勝負は元来関係なく、 負けても、のほほんとしている。 人間のように、オリンピックで金メダルを とらなくては、などとしゃかりきに なるのではなく、いわば、「無為自然」 としてそこにある。 そのような馬を、いかに走らせて、 勝たせるかということが、藤澤さん
何事にも終わりがある。 永遠に続くと思われる現在の地球の 環境も、現在45億歳の太陽が、これから 数十億年後に太陽が赤色巨星になって しまえば終わりになる。 学校でも、仕事でも、いつかは 終わりがくる。 旅行にも、休暇にも、終わりがくる・ 終わりには、積極的な終わりと 消極的な終わりがある。 地球から見て、太陽が赤色巨星に なるのは消極的な終わりであるが、 時には、生命のいまだ盛りにおいて、 一つのフェーズの積極的終わりを 自ら考えてみるのも良いのではないかと 思う。 一つの文脈だけにはまって、 その中で最適化するというのは居心地の 良いことだが、一方で精神を弛緩させる。 あるライフスタイルがずっと 続くと思えば、どうしても精神は弛緩する。 いや、これがずっと続くわけではない、 次には、全く新しいフェーズが来るのだ と思えば、自ずから精神は緊張するし、 それに備えて様々な準備をしようと 思
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ビジネスパーソンが常に向き合わなくてはいけない“ストレス”。ピースマインドのカウンセラーが、毎回関連した話題を分かりやすくお届けする。危険信号を見逃さず、常に心の健康を維持していこう。 こんなに気を使っているのに…… 「私がこれほど周囲の人に気を使い、周囲の人に合わせているのに、どうして相手は私を無視するような言動をするのだろう。質問しても丁寧に答えてはくれないのだろう」「質問に対してあんな答え方、教え方をされたら、次に質問しにくくなる」。Rさんは職場の人間関係について、このような悩みを持っていました。 他者との交流は、毛糸が絡まるように複雑さを増していくことがあります。Rさんは絡んだ毛糸に埋もれ、この問題のスタートがどこだったのかさえも見失っている状態でした。絡んだ毛糸をほぐし、どのようなプロセスで絡んでしまったのかを見つければ、次に他者と交流するとき、同じプロセスに陥らないように心掛け
いよいよ新しい年が始まりましたが、皆さんは2007年の目標はすでに立てたでしょうか? ToDoリストを活用すれば、1月の決意を1年間忘れずに過ごせるはずです。 「自分の会社は年度単位だから1月は関係ない」とか「年末年始もろくに休まず仕事をしていたからそれどころではない」という声もちらほら聞こえてきそうですが、やはり1月は新しい1年のスタートとして年間の目標を立てるにはちょうど良い時期です。 2月以降だとなかなかそういう気分にもなりませんから、ぜひこの1月に時間をとって、2007年1年間の目標を立ててみることをお勧めします。具体的な目標を立てるにあたっては本誌記事の「決意コーチング2007」も参考にしてみてください。 とはいえ、年始に目標は立ててみたものの、気がついたらそんなことはすっかり忘れてしまい、1年があっという間に終わってしまって何も目標を達成できなかった――ということも良くあるパタ
去年を振り返り、さらに今年やりたいことをイメージして決意するのが「決意コーチング」。ビジネス・プライベート両面から、2006年を3カ月ごとに振り返り、2007年のビジョンや願望、目標を設定しよう。 1年の初めに、神社や仏閣、教会などで、「今年はこれを実現させるぞ!」と決意したにもかかわらず、結局、実現できなかった、場合によっては、何を決意したかを忘れてしまった、ということはありませんか? これから紹介する「決意コーチング」では、実際に2006年を振り返り、その内容を書き出しながら、この2007年をどんな年にしたいかという決意表明をしていきます。そして、ただ決意をするだけではなく、そのための具体的な行動を引き出していきます。その行動をコツコツとこなすことで、2007年の終わりに、「あのとき決意したから実現したんだ」「本当に想像通りの1年だった」となるような、そんな1年にしていきましょう。 こ
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