密集恐怖症とは、何かが密集した状態で集まっている状態に恐怖感を感じる恐怖症です。どんなものの密集が怖いのかは、人によって違いがあって、細かい泡のようなものの密集が苦手な人もいれば、人が密集している状態を俯瞰的に見るのが怖いという人もいます。蜂の巣や魚の卵、ご飯粒なども密集恐怖症の人に苦手とされることが多いものの例として挙げられます。一方、ホットケーキを焼くときの粒々など、それほど密集しているわけでなくても、同じような形状のものが一定の場所に集まっている状態に恐怖感を感じることもあるようです。しかも、この密集恐怖症は、子どもの頃のトラウマなどももちろん原因としてあるのですが、大人になってからきっかけとなる経験をすることで発症することもある恐怖症です。昨日までそんな恐怖症があるなんて全然知らなかったのに、一枚の写真をきっかけに突然密集したものが怖くなるのです。多くの場合、それは密集した虫だった