背景のボケの大きさについて、勘違いしている人が多いです。イメージセンサのサイズで、ボケの大きさが決まるわけではない。決めるのはレンズの有効口径です。 有効口径=焦点距離÷F値 同じレンズを、違うセンサのカメラに付けたらどうなるか。センサが小さいほうがボケが大きくなります。なぜかと言えば、観賞サイズが同じなら、それだけ引き伸ばさなくてはならないからです。中学レベルの計算ですが、独立変数の選び方に多様性があるので、数学に慣れていないとおかしな誤解を生じます。詳しい計算は以下を参照してください。 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n107186 なぜ家庭用ビデオカメラではボケないか。レンズの有効口径が小さいからです。CX550Vのレンズは、仕様を見ると、F1.8-3.4 f=3.8-38.0mmです。 有効口径の大きさは 3.8/1.8=2.1m