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◆ 多大な影響 ◆ 気持ちはすでに来季だった。ルイスの退団を受け、カープ投手陣を背負う男はエース襲名を力強く誓った。 「ルイスは実績も信頼もある投手だった。ボクもそういう存在になっていきたい」 大竹は重みを増す責任を全身でしっかりと受け止めてみせる構えだ。 投手として多くの影響を受けた存在だった。 「ストライク先行でリズムもいい。直球で追い込んで球数も少なく抑えていく。先発投手としての理想として見ていた」 2年間、右腕の姿を間近で見ることで大竹は数多くのことを学んだ。昨オフからルイスを見習い、特に上半身のウエートトレに重点を置くなど練習に工夫を加えたことが、今季の4年ぶり2ケタ勝利にもつながった。影響を受けたからこそ、退団については「ビックリだな…」と言葉を失う。ただ失った11勝は誰かが埋めなければ、目標にする優勝などあり得ない。「若手は枠があくからチャンスだと思って奪い合うこ
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