地球のおよそ71%は水で覆われているが、それを一ヶ所に集めてしまうと直径1,380km程度の球でしかなくなってしまうそうだ。そんな水の大切さがよく分かる画像をアメリカ地質調査所が公開した。 淡水を集めた球は直径272.7kmで、淡水の湖と川の水に至っては56.1kmの飛沫(しぶき)のようなものでしかない。そして地表の半分以上が水で覆われていても、地球にある水の96.5%は海であり、飲むことができる水はたったの2.5%だ。 その2.5%は、小さい方の2つの球で表されるが、大半が凍結した氷河と氷冠と地下水である。結果、地表に存在し、直ちに利用可能な水は1.2%しか残らない。 その1.2%が湖や河川の淡水であり、最も小さい球で表される。人間のほとんどはここから生活の水を得ている。体積に換算すれば35,951km3である。 この画像を大きなサイズで見る 2015年12月、NASAとアメリカ国立科学