マイクとカメラを設置してネットに接続するだけで、テレビ電話通信が無料で楽しめるソフト、Skype(スカイプ)。家族や友人とのコミュニケーションや会議など、世界のさまざまなシーンで使われている。 その Skype がここ数年、結婚式でも重要な役割を果たすようになってきた。これまで「出席」か「欠席」の二択だった結婚式だが、仕事の都合で出向けない友人や、遠出が難しい祖父母などの「バーチャル参列」が可能になったのだ。 Skype商品マーケティング部のリンダ・サマーズ氏は、「やむを得ない事情でも、親しい人の結婚式を欠席することはその後の人生に少なからず後悔を残し、招いてくれた人との間にわだかまりを残すこともあります。たとえ実際に参列できなくても、Skypeを通じて大切な日を遠くで分かち合い祝福することは、大きな意味を持ちます」と述べている。 イギリスの調査会社オピニオン・マターズによると、41%の人