前回の「ブログの☆の総数を取得できるAPIを組み込みました」では、はじめてJSONPを使ってみました。以下、実際にJSONPを使ってみての覚え書きと、これからJSONPプログラミングをはじめる方へのTIPSです。 ブログの☆の総数を取得できるAPIは、はてなスターに登録されたブログの情報を取得できるJSON形式とJSONP形式で提供されているAPIでした。 はてなスター日記 - ブログの☆の総数を取得できるAPIを追加しました JSONとは、JavaScriptにおけるオブジェクトの表記法をほぼそのまま利用したデータフォーマットのことで、JSONPはJSONにちょっと記述を加えて、クロスドメインのJSONデータを非同期で読み込ませて処理するための手法のことです。(詳しい定義については、自分で調べてみてください) 通常、Webブラウザでは他ドメインのJavaScriptのデータを読み込んで実
SEの進地です。 2007年1月に投稿した「Web 2.0的アプリのセキュリティ:機密情報にJSONPでアクセスするな」は多くの方にお読みいただきました。誤りも指摘され、元エントリーに改修を加えましたが、かなり読みづらい状態になってしまっています。また、JSON、JSONPのセキュリティに関する新たな話題もSea Surfers MLで議論されているのを読み、自分自身の認識や理解も変化しているので、このエントリーでもう一度JSON、JSONP(+JavaScript)に機密情報を含めることの是非と方策を整理、検討したいと思います。 ○JSON、JSONP、JavaScriptによるデータ提供時にセキュリティ対策上留意すべき特徴 JSON、JSONP、JavaScriptによるデータ提供時に留意すべき特徴としてあるのが、「クロスドメインアクセス可能」というものです。JSONPだけでなく、JS
2007年6月7日 はてなブックマークのコメントをうけて、「常にJSONP、JSON、JavaScriptに機密事項を含めないように」という主張を改め、「クロスドメインアクセスの対策をとっていない状態ではJSONP、JSON、JavaScriptに機密事項を含めないように」という主張に関して記述しました。 こんにちは、SEの進地です。 今回から週単位でWebアプリケーションのセキュリティに関するエントリーを書いていこうと思います。 僕自身、日々勉強して精進というところですので、もし何らかの誤りがあれば是非ご指摘ください。 つっこみ大歓迎です。 今回取り上げるのはWeb 2.0なアプリケーションでセキュリティ面で気をつけるべきことの一つ、機密情報にJSONPでアクセスするなです。 JSON(JavaScript Object Notation)はJavaScript(ECMAScript)の
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