【ニューヨーク=吉池亮】米南部バージニア州シャーロッツビルで12日、白人至上主義のデモに反対する市民グループに車が突入、1人が死亡、19人が負傷した事件で、地元警察当局は車を運転していたオハイオ在住の男(20)を殺人容疑で刑事訴追した。 訴追されたのはジェームズ・アレックス・フィールズ・ジュニア容疑者。同容疑者は南北戦争で奴隷制度維持を掲げた南軍の司令官の銅像撤去の抗議で白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」やネオナチ団体などが呼びかけた12日のデモが当局の指示で中止となった腹いせに車を暴走させたとされる。連邦捜査局(FBI)は殺人容疑とは別に、ヘイトクライム(憎悪犯罪)の適用も視野に捜査を進めている。 ニューヨーク・タイムズ紙は13日、同容疑者が通っていた高校の教師の話として、同容疑者がネオナチの活動に興味を抱き、ネオナチの主張を盛り込んだリポートなどを提出していたと報じ
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