専門家たちは、これをポータルの機能だとし、Googleが検索一辺倒の方針を変更して、「ポータル化した非ポータル」(RC Jordan氏)になろうとしている、と結論づけた。Googleはポータルのコンテンツを検索結果に埋め込み、ブランドを拡張しつつ、ユーザーの利用機会を増やして競合からトラフィックを奪おうとしているという。実にありきたりな見方だ。 このユーザーインターフェイス変更について、十分な成果が上がっていないサービス市場でシェアを増やすためのGoogleの戦略だと片づけてしまうのは簡単だ。市場を支配しているプラットフォームを利用して、他の製品やサービスでもシェアを獲得しようとするのは、斬新でもなければ特別画期的な手法でもない。たとえそれが、非常に効果的だったとしてもね。 Googleは、検索とオンライン広告分野で大成功を収めているにもかかわらず、それら以外の資産は大半が成果を上げていな