大人になるのはつまらないことでしょうか（精神年齢10歳から15歳向け） - そこに意味をお与えにならなかったので1 ひとりの人間の認識する範囲には限りがあるので、みんながそれぞれ別々の井戸に住んでいる蛙です。ただしその「個人が認識できる限られた範囲」は、お互いに重なり合っているわけです。井戸に例えるなら、どの蛙が住んでいる井戸も、それぞれ似通った部分と独自の部分の両方があるよってことになります。下手に共通部分があるので、相手の井戸もだいたい同じだろうと推測したり断定したりしています。本当はどうなのか、相手の井戸を誰も詳しく知りません。 あなたや私は、複数の「第三者が認識している範囲の内側」すなわち「他者の世界」に存在しています。私たちの人格は、それぞれ同時に複数の「他者の世界」内に存在することが可能です。私たちは交流する他者の数だけの「他者の世界」上に、同時に存在しています。 別の例えを用いてみます。地図上に透明なセロファン*1をかぶせて自分専用の書き込みをします。これが自分の世界です。みんながみん
