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先日、ある企業に訪問した際に、社長が幹部社員に 「リーダーは憎まれモノにならなければいけない。憎まれモノになるのを恐れてはいけない!」 という発言をされました。 幹部社員達が厳しいことを部下に求めない状況に、業を煮やした社長の口から出た言葉。 この企業だけでなく、多くの企業でこのような言葉は耳にするかと思います。 確かに、この大不況期。企業が生き延びていこうとすれば 今より高い水準(難しい)の仕事 やりたくない仕事 困難が予測されるような仕事 面倒くさそうな仕事 今以上のハードワーキングなどの「ハードなミッション」を部下に要求して欲しいという社長の気持ちも分かります。しかし、「ハードなミッション」を部下に要求する事と、「憎まれモノ=部下から憎まれる存在になる」ことは同一な事か?と言えば疑問が残ります。 未だに、多くの社長さん達は、「鬼軍曹」が理想の管理者として捉えているケースが多いモノです
オバマ演説の影響? 首相演説は理解不能 | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉という田原総一郎さんの記事は面白かった。 麻生総理の1月28日に施政方針演説が、なぜツマラナイ話になったのかという事をまとめた内容。 その中で特に面白かったのが、以下の部分 官僚たちも、皆あきらめて引いてしまっている。僕はしょっちゅう官僚と会うのだが、僕のほうがむしろ彼らから「田原さん、なんでこんなになっちゃったんだ」と訴えられる。「われわれが何を言おうと麻生さんに届かない」のだという。それは、麻生さんに届く前にさえぎられることもあるし、届いても理解できない場合や、受け付けてもらえない場合もある。 それは麻生さんが官僚のことを信頼していないとか、信頼できる優秀な官僚がいないとかいうことではなく、ただ麻生さんが人の言うことを聞かないのだ。麻生さんは基本的に人の言うことを聞くのが嫌いな人だ。
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