1981年(昭和56年)生まれの奥野宣之さんが書いた、『情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」』は面白い本です。マニアックに「100円ノート道」を追求するアイデアや姿勢も面白いのですが、私より八歳年下ながら、私より二十歳くらい年上のような考え方にも、強い興味を抱きました。 著者の奥野さんは、「100円ノート」を使いこなすことに、本心から愛着を感じているのだと思います。ですから、この本さえ読めば、この方法を安心して実行できます。 しかし、今ひとつしっくりいかないようでしたら、自分なりのやり方を模索しましょう。それが見つかったら、本書で指摘されている「100円ノートを使わないことの不都合」を、自分のやり方で解消可能かどうか、チェックするために使いましょう。以下に本書からの「情報一元化のためのチェックリスト」をまとめてみました。 1.いつでもどこでも入出力可能か