国内で大きな話題になってからはや3年。今や十分に市民権を得たマインドマップは、ビジネスマンを中心に広く知れ渡る存在となった。開発者の中にも、各種マッピングツールを用いて要求開発や議事録作成、アイデア出しなどを進めている方が少なくないはずだ。 マインドマップ基礎講座の講師を務めた、トニー・ブザン氏公認インストラクターの近田美季子氏 利用シーンを目にする機会が増えてきたマインドマップだが、その中には考案者のトニー・ブザン氏が推奨するルールから逸脱するものも多い。アレンジを加えて使いこなすのも悪くはないが、ブザン氏のルールは脳の働きを活性化するためのもの。それが守られないと効用が薄れてしまうという。 本誌は、ブザン教育協会が主催する、トニー・ブザン氏公認の講習「マインドマップ基礎講座(担当講師: 近田美季子氏)」を受講する機会を得たので、その模様をお伝えしよう。 マインドマップとは まずは、マイ