■わが社のウェブサイトは大丈夫? 携帯電話向けウェブサイトに、誹謗(ひぼう)・中傷や犯罪目的の勧誘、自殺予告などが書き込まれていないか監視し健全性を保つ新サービスが相次ぎ登場している。携帯電話各社が、有害サイトを閲覧できなくする「フィルタリングサービス」に力を入れ始めたため、掲示板や交流サイトの運営企業側で書き込みをチェックする需要が急増したからだ。サイト監視サービスには大きな商機が訪れている。(黒川信雄) サイト運営支援のガイアックスは7日、顧客企業の携帯向けサイトが、第三者機関「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)」の健全性認定基準に合致するかどうか助言するサービスを、監視サービスとセットで売り出した。 EMAは、携帯電話各社によるフィルタリング強化の動きを受け、サイト運営会社などが働きかけて今年4月に設立された。7月中旬からサイトの健全性審査を受け付ける予定で、健全と