■はじめに あまり行儀の良いこととも思えませんが、いつの世でも、人は他人の懐具合を気に掛けてしまうものです。ましてや、それが自分の支払った税金で給与が支払われる類の業種のものであれば、なおさらでしょう。 国立大学職員を含め、そのような業種に勤める我々のような人間の給与について、「依然として高い」「かなり低くなっている」「仕事内容に比べれば高い」「激務にも関わらず低い」などなど、インターネット上では様々な意見を目にします。給与の「高い」「低い」は主観的な価値観ですので、このような議論に最終的な答えは無いのだと、個人的には考えています。しかし、このような議論をするにあたって、注意しなければならないことが一点あります。それは、「高い」「低い」という判断の元となる「情報」、つまり議論の対象となるものが、議論をする人間の間で共有されているか否か、ということです。 前置きが長くなりましたが、今回のエン
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