なお、試験は年2回(春期・秋期)実施されます。試験は午前と午後に分かれていて、午前は主に知識問題、午後はプログラミングや知識の応用問題が出題されます。今回触れない午後の問題では、長文の応用問題が13問出題され、そのうち7問を選んで解答する形式になっています(試験時間は午前同様150分)。 以降は「基本情報技術者試験(午前)」を上記の範囲に沿って、各種問題を解きながら解説していきます。 コンピュータ科学基礎 ~情報の基礎論理~ 確認しておく内容 基数と基数変換 補数 論理シフト、演算 文字の表現 基数と基数変換 数値を表現する際に、各けたの重み付けの基礎として用いる数を「基数」と呼びます。わたしたちが一般的に使用している10進数の場合、右から順に「1の位」「10の位」「100の位」というように10倍ごとにけたが繰り上がるため、「基数は10」となります。同様に、2進数、8進数、16進数の基数は