人生が楽になる 超シンプルなさとり方 (5次元文庫) エックハルト・トール 心を癒したいと思っている人にはかなりわかりやすい、おすすめの本ですね。とくに思考を捨てるとか、思考とはなにか、なぜ「私」を捨てなければならないのか、といったことに疑問を抱いている人にはかなりわかりやすい書となることだと思う。 「偏りのない心で聞いていると、「自分には、ひとり言をする『声』があって、さらに、それを聞き、観察している『ほんとうの自分』がいる」ということがだんだんわかるようになってきます」 「感情は、心とからだの接点から発せられています。つまり、思考の状態に応じた、からだの反応なのです。思考の状態が、からだに対して、鏡のように映し出されたもの、と言えばわかりやすいでしょうか」 「思考をアイデンティテイ(自分らしさ)から切りはなしてしまえば、自分が正しいかどうかはどうでもよくなり、負けたからといって、アイデ