「LGBTは13人に1人」などと講演する杉山文野さん=滋賀県近江八幡市出町の市文化会館で、蓮見新也撮影 LGBTなど性的少数者について学ぶ講演会が26日、近江八幡市出町の市文化会館で開かれた。性同一性障害の診断を受け、著書「ダブルハッピネス」を出版した杉山文野(ふみの)さん(37)が講演し、13人に1人いると言われるLGBTへの理解を求めた。 約100人が参加。杉山さんは女性として生まれたが、幼稚園の頃から自分の性に違和感を持ち、両親に告白したのは高3の時。一番苦痛だったのは制服で、「毎日、女装かよ」と思いながら通学したという。クラブ活動は、男女で競技服が同じフェンシ…