これほどのニュースがなぜもっと広く拡散してゆかないのか不思議である。よって私が書くことにする。 なんと、日本国憲法第9条が「ノーベル平和賞候補」として正式に受理されたのである。 冒頭の写真は4月12日の東京新聞の一面に掲載されたもので、ノルウェーのノーベル賞委員会から、2014年のノーベル平和賞候補として正式に受理したとの通知が関係者に届いたことを報じている。 そもそもこの活動は神奈川県座間市の主婦、鷹巣直美(たかす なおみ)(37)さんの考えが発端となった。 「欧州連合(EU)だって、地域統合により国家の和解と平和を進めたとしてノーベル平和賞に選ばれた。であるならば、戦後70年近くも戦争をさせなかった9条にも平和賞の資格があるのではないか?」 実に素晴らしいひらめきだと思う。過去には爆笑問題の太田光が、宗教学者の中沢新一氏との共著で『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書)を上梓し
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