米ワシントン州シアトルで開催中のHPCに関する国際会議「SC|05」において、14日(現地時間)、スパコン性能ランキング「TOP500」リストの最新版が公開された。リストの首位は、前回(今年6月)と同じくIBMの「BlueGene/L」だが、Linpackベンチマークのスコアは280.6TFlopsと、およそ2倍の性能向上を果たした。BlueGene/Lは前回もスコアを2倍にしており、1年間で4倍の処理能力を得たことになる。 米エネルギー省のLawrence Livermore国立研究所に導入されているBlueGene/Lは、使用プロセッサ数が65,536個から、2倍の131,072個に拡張された。それに伴い、スコアも136.8TFlopsから280.6TFlopsへと、ほぼ2倍に向上。ピーク性能は367.0TFlopsであるので、実行効率は約76.5%となる。 トップ10に新しくランクイ