8パーセント。 「自分は創造的である」と感じる日本の若者の割合だ。 PhotoshopやIllustratorなどの革新的なソフトを生み出してきたAdobeが、世界の12歳から18歳の若者に対して行った調査データが、世間を賑わせた。 Adobeが調査した米国、英国、オーストラリア、ドイツを含むグローバル平均が44パーセントなのに対し、自らを創造的だと思っている日本の若者はわずか8パーセントしかいなかった。 冷静に考えて、自分のことを「創造的である」と言える日本人はそう多くないだろう。そもそも、創造性をどのように身につければいいのかなんて、誰も教えてくれなかったのだから。 「創造性は誰しもが持てるものなのだろうか?」–そんな問いを持ちながら、デンマークのビジネスデザインスクールに留学した女性がいる。 株式会社レア共同代表の大本綾氏だ。同氏は、新卒で入社した外資系広告代理店で働いているとき、コ