連載「集団の知恵生かす“Web2.0”革命がやってくる」の第11回で紹介したSlim Devices社の「Squeezebox」というインターネット・ラジオの受信装置がある(図1,2)。今回は,Squeezeboxとオープンソースのストリーミング・サーバー・ソフトウエアSlimServerを紹介する。 受信装置であるSqueezeboxは,無線LAN(11Mbpsの802.11bまたは54Mbpsの802.11g)またはイーサネット(10/100Mbps)でインターネットやLANに接続してストリームを受信し,再生する。無線LANが装備されていないモデルも存在する。 表示部は320×32ドットの蛍光管で,64チャネルのステレオ・スペクトラム・アナライザ(30fps)や,アナログVUメーター,RSSニュース,をスクリーン・セーバーとして表示できる。SqueezeNetworkに接続すると,20
SlimServerは,MP3,AAC,WMA,FLAC,Ogg Vorbis,WAVといった各種オーディオ・ファイルを,SqueezeBoxやソフトウエア・プレーヤにストリームできるマルチプラットフォーム対応のサーバー・ソフトウエアである。Windows NT/2000/XP,Mac OS X 10.3/10.4,Linuxで動作する。Perlのソース・コードもダウンロードできる。ライセンスはGPLである。 SlimServerをインストールする前に,ファイアウオールやルーターを設置している場合は,それらを適切に設定する。例えば,Windows XP SP2のWindowsファイアウオールの場合は,次の通信を許可するよう設定する。 ・ポート番号:3483(TCP),名前:SlimServer Control ・ポート番号:3483(UDP),名前:SlimDiscovery ・ポート番号
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