はじめに FreeBSDは日本語圏に特化したOSではない為、X.orgをインストールした直後では、日本語入力(かな漢字変換)ができません。 FreeBSDで利用できる日本語入力環境としては、古くから「kinput2-canna」や「kinput2-Wnn」の組み合わせがありましたが、最近では「uim-anthy」や「scim-anthy」の組み合わせが広く使われるようになってきました。 このページでは、FreeBSDで「scim-anthy」の日本語入力環境を構築する方法について説明します。 scim-anthyのインストール scimおよびanthyは別々のソフトウェアですが、FreeBSDのportsにはこれらのソフトウェアを組み合わせて導入するためのportsが用意されています。 導入には、このportsである「scim-anthy」を利用します。 以下の手順でportsからのインス