「アッー!」っていうネタが貼られるたびに、馬鹿らしい!男が突っ込まれて「アッー!」とか嬌声あげるなんてありえない!と思っていた。あの体験をするまでは……。 ある日のこと、突然排便と共にどす黒い血が出てきた。何じゃこりゃーと親に相談したら「そりゃ医者に見てもらったほうがいい」って話になって、肛門科に行くことに。先生(♂)に症状を説明すると「ではお尻をこちらに向けてください」と言われ、仕方が無く四つん這いでお尻を突き上げるポーズ。この格好はかなり屈辱的だ……とか思っていたら、何の合図もなしにいきなりズボッと指を突っ込んできた。不意の攻めに思わず「アッ!」と軽く声が漏れる。しまった!と思った時には後の祭り。看護婦さんにもその声を聞かれ俺涙目。しかし、そんなのお構いなしで、先生の指が俺の中を蹂躙。その間「ダメッ!声が出ちゃう!」とか「くやしい!くやしすぎる!」とかエロマンガのヒロインような台詞が頭