インド洋津波警報システム開始 10月12日 12時24分 7年前のインド洋大津波を受けて、インドネシアとインド、それにオーストラリアが開発を進めてきた津波警報のシステムが、12日から運用されることになり、日本の気象庁も参加して、沿岸の各国に津波の情報を伝達する訓練が行われています。 7年前の2004年12月、インドネシアのスマトラ島沖で起きた巨大地震では、インド洋の広い範囲に大津波が押し寄せ、20万人を超える死者・行方不明者が出ました。この大津波を受けて、日本の気象庁とアメリカの太平洋津波警報センターは、暫定的な支援措置としてインド洋向けの津波情報を発表してきましたが、これまでに、沿岸のインドネシアとインド、それにオーストラリアの3か国が独自の津波警報システムを開発し、いずれも12日から運用を始めることになりました。初日の12日は、インド洋沿岸の24か国や日本などが参加して、各国が発表する