Kindle(キンドル)を購入してみた。Kindleはアマゾンが販売している電子書籍閲覧用の装置である(参照)。電子ブックリーダーとも言う。日本でもソニーなどが同種の装置を販売している(参照)。結論からすると、買ってよかった。大変に便利な装置である。 ツイッターでフォローしている人が、先日Kindle(キンドル)を買い、満足しているという話を見かけた。そうなのかと思い、ドル円相場を見て、それと8月という月にはちょっとした思い入れもあって、やはり買おうと決めたのだった。 それまで購入をためらっていたのには理由がある。それほど英書を読むわけでもない。英書もペーパーバック(粗製本)で買えばよい。わざわざ電子書籍で読むことはない。そうしたことが一点。 ためらっていたもう一点は、iPad2を買ってそのアプリケーションとしてのKindleでけっこう満足していたことだった。性能的には、タッチ操作ができる
電子書籍に関する話題や、それらに対する疑問は沢山ありますが、その中でも特に呆れるのが、「電子書籍により、将来は紙媒体の本が消える」という説です。実際に電子書籍リーダーが沢山現れたのに売れない日本では、そういった意見は少なくなっているようですが。 ルポ 電子書籍大国アメリカ 」に書いておられるように、アメリカの出版社は、オーディオブックなど多くのフォーマットで読者の需要に対応してきました。電子書籍は、その多様なフォーマットのひとつでしかないのです。読者の需要に応えるフットワークの良さではアマゾンが際立ちます。それについては、「なぜアマゾンはひとり勝ちするのか」をお読みください。 私は初代キンドルのときから電子書籍ファンでしたが、紙媒体の本が消えると思ったことはありません。たとえば「木を切り倒して紙を作ることが敵視されるようになる」といった予想外の理由が発生しない限り、少なくとも今後20〜30
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