FF14も攻撃対象に? オンラインゲーム犯罪の現状:Kaspersky Press Tour 2010(3)(1/2 ページ) Kaspersky Labがドイツで実施した「Kaspersky Security Symposium」では、一般ユーザーが遭遇するオンライン脅威の1つとして、前回の“偽セキュリティソフト”のほかに、オンラインゲームを土壌としたサイバー犯罪についても取り上げられている。主に中央ヨーロッパのマルウェア分析に従事するクリスチャン・フンク(Christian Funk)氏のリポートを紹介しよう。 同氏によれば、オンラインゲームを狙ったマルウェアは2008年以降急激に増加し、これまで発見されているユニークなマルウェアの数は1億8800万に達するという。また、地域別に見ると一日の攻撃件数で中国が87万件以上と群を抜き、2位のインドに4倍以上の差をつけている。上位に挙がってい