Amazon.comは米国時間1月4日、「Amazon Appstore Developer Portal」を立ち上げ、開発者に対し、今後登場予定の同社のアプリケーションストアにおけるAndroidアプリケーション販売に向けたアプリの提出を呼びかけている。この動きは、ますます混沌とするAndroidの世界に、全く異質の企業が新たに参入することを示すものだ。 予想されていたとはいえ、「Amazon Appstore」の開始は注目に値する。Amazonは既に膨大な数の登録顧客を抱え、関連商品を推薦する優れた販売促進力を持ち、「Kindle」プログラムを通じて電子書籍の分野に進出して成功を収めるなど、Eコマース部門では長年の実績がある。加えて、競合するアプリ販売サイトとは独自の価格戦略をとっている。Amazon側が顧客向けの販売価格を決める方針なのだ。 Amazonの規模を考えると、「AppBr