オンラインでのデータ保存サービスを手がけるEvernoteが米国時間8月9日、7月初めごろに発生したハードウェア障害のために、世界中のユーザーのうち6000名以上のデータが影響を受けたことを認めた。 この問題を初めて報道したのはブログTechwave(英語版)で、日本の毎日新聞のオンラインサイト毎日jpの記事を引用して報道した。Evernoteの最高経営責任者(CEO)Phil Libin氏は9日、同社のブログでEvernoteユーザーに対し、今回のデータ消失はサーバのハードウェア障害が原因だったと説明した。 「すべてのユーザーのデータは『シャード』に保存されている。1つのシャードは、1台のサーバと、冗長化されたもう1台のフェイルオーバーサーバで構成されていて、あるサーバに問題が発生すると、シャード内でもう1つのサーバへのフェイルオーバーが自動的に行われるシステムになっている。現在37のシ