Squidリバースプロキシによるキャッシング オープンソースのプロキシサーバといえば、最初に名前が挙がるのはSquidでしょう。一般的にプロキシと呼んでいる機能とは、厳密には「フォワードプロキシ」(Forward Proxy)と呼びます。今回はSquidをフォワードプロキシとしてではなく、「リバースプロキシ」(Reverse Proxy)サーバとして利用し、そのキャッシュ効果で性能向上を狙います。 リバースプロキシとは Webサーバの前面にSquidリバースプロキシを導入すると、クライアントからのアクセスをWebサーバに代わってSquidが処理することになります。前回、ナローバンドからのアクセスがレスポンス低下の原因になることを説明しました。このナローバンドからのアクセスはSquidが処理する一方、WebサーバとSquidの間は高速に処理されるので、Webサーバがボトルネックになるのを防ぐ