美術系短大のデザインコースを卒業後、印刷会社所属のグラフィックデザイナーとして仕事を始めました。周囲に絵を描く人材が少なかったため、入社早々からイラストを描く仕事ばかりが増えていき、気がつけばグラフィックデザイナーではなくなっていました。どうしてこうなった。 現在はフリーランスのイラストレーターとして、雑誌の挿絵や本の表紙、パッケージデザインに用いるイラストなどを手がけています。趣味と仕事の差はあいまいで、毎日何かしら描いています。駆け出しのころは余裕がなく依頼された絵だけしか描いてなかった時期もありました。精神的には辛かったですが、作風の幅は広がった気がします。 日本画は習ったことがなく独学です。妖怪などの作品を公に発表するようになったのはここ10年くらいでしょうか。幼いころから不思議なものや怖いものが大好きで学生時代は怪しげなものばかり描いていました。 浮世絵師を心から尊敬しているので