東京に多数存在している本屋。世界一の本屋街、神保町だけでも176以上の古書店が軒を連ね、多様化するニーズに合わせて、あらゆる題材を扱い、独自な進化を遂げている。最近では、アートに特化した独立系書店を目にする機会も増え、装丁や挿画など、デザインの視点からセレクトされた本も人気を読んでいる。ここでは、老舗の名店から分野に特化した個性派ショップまで、電子書籍化や活字離れが進行している今だからこそ知っておきたい、街の本屋を紹介。新刊本や絶版の稀少本、自主制作本、サブカル系、海外の絵本、マガジンのバックナンバーなど、どれも独創性溢れるキュレーションばかり。わざわざ足を運んでみるだけの価値はあるだろう。また作家による展示や半日店長などを通して、客との交流があるのも大きな魅力の1つ。本に囲まれ、紙の暖かみを感じ、お気に入りの1冊を見つけよう。 中目黒『0fr. Tokyo』 パリで人気のブックストア&ギ