グーグルが株式交換により16億5000万ドルでユーチューブを買収した。ライバル企業に勝つもっとも手早い手段はライバル企業を買う、あるいはライバル企業が買収する前に買収する、という常道手法を踏襲した。 先にマイスペースとは検索サービスおよびキーワード連動広告について契約し、2007年第1四半期から2010年第2四半期まで最低9億ドルの支払いを保証した。 CGMでもSNSと動画共有では対応が違った。SNSとは提携、動画共有とは買収を選択した。といってもマイスペースはニューズ傘下であるので、さすがのグーグルでも買収はできないと思われるが。 グーグルはマイスペースと提携したあたりから、ユーチューブは買収と決めていたのであろうか。 SNSにはプライバシー問題、動画共有には著作権問題とそれぞれ厄介な問題を抱えている。 SNSについては、米National Cyber Security Alliance