大学の時に買った教科書は全部取ってあるマイスターです。 日本の大学で、半ば当然のこととして行われている行為の一つに、 「授業担当者が、自分の書いた本を教科書に指定して、学生に買わせる」 というものがあります。マイスターもこれまで多くの教科書を買ってきました。もちろん、自分の教える授業なのだから自分の書いた本が教科書に一番適しているわけで、それは全然問題ありません。 しかし中には、5,000円以上する教科書を買わせておきながら、授業中は「ほんの2ページくらい」に触れただけで終わり、という教員もいました。これはマイスターが学生として経験した例ですが、最初の授業で教科書を購入しなければ単位がつかないことを伝え、2回目の授業中に教室で「直接販売」し、3回目の授業で2ページ紹介し、それで終わりという授業がありました。これはかなりあからさまな「商法」の例ですね。 ここまで露骨でないまでも、大学教員が自