今年の5月で50周年を迎えた三重県の鳥羽水族館が、リニューアル前の1985年まで展示していたあわせて141本も足がある“お化けダコ”を再展示しているとか。これだけあれば、さぞたくさんのタコ焼きができそうだ…と考えてしまうのは私が根っからの大阪人だから? 展示されているのは、56本足と85本足の2匹のマダコの標本(もちろん、すでに生きてません)。 特に85本の方は1957年頃に同水族館に持ち込まれ1985年頃まで「お化けダコ」として人気を集めていたもので、実に20年ぶりの登場となるそう。 学芸員さんの話によると、80年代に修学旅行の遠足で鳥羽水族館を訪れたという人が再展示を知って、もう1度やってきたりもしたそうだ。幼い日に見た「お化けダコ」のインパクトが忘れられず、30代となった元小学生男子が彼女か奥さんらしき人と一緒にきて「これだよ、これ!!」と熱く語っていたそうで、なんだかちょっといい話