チャージポンプの原理 「スイッチトキャパシタ」の原理を応用したものであり、複数のコンデンサの接続状態をスイッチなどを用いて切り替え、入力電圧より高い電圧を出力したり、入力と逆の極性の電圧を出力することもできる。 例えば2つのコンデンサを並列に接続した状態で電荷を蓄えた後、トランジスタやダイオードで接続を直列に切り替えることによって2倍の電圧を得ることができ、コンデンサの増数によって任意倍率の電圧が得られる。コンデンサの接続を逆にすると逆極性の電圧が得られる。 放電によって電圧が下がるが、スイッチを高速で切り替えて同じ動作を繰り返した上、ローパスフィルタを使用する事によって平滑化を行う。 例として、「MAX232」というRS232ドライバ・レシーバICは、TTLレベルの+5Vの単電圧電源にもかかわらず+/-10Vの出力を得られる。 コッククロフト・ウォルトン回路はスイッチングをダイオードのみ