理系の大学生は何かとプレゼンテーションを要求される。昔はフィルムのスライドやOHPシートを使っていたらしいが今では計算機で作成したスライドを用いるのが普通である。よく用いられるのはMS PowerPointであるが私にとっては使い辛い(使いたくない!!!)道具である。理由を挙げると、 デザインと本文が一体になるので扱い辛い 数式エディタで数式を書くのが苦痛 これ以上は不適切な言葉しか思いつかないので割愛する。 理系、特に数学・物理・情報系は数式を含む文章を書く際にLaTeXを用いることが多く、プレゼンテーションで発表すべき内容、例えば論文はLaTeXで既に書いてあることが多い。そこでスライドの作成手段としてBeamerを用いることで既に手元にあるLaTeX文章及びLaTeX環境の資源を最大限活用し快適にスライドを作成することを目指す。 まずはBeamerのダウンロードであるが、これはTeX