帰りの電車の中で人物観察をしていると、たとえば7人掛けの席で各人はこんな感じの行動をしています。 寝ている人間が3〜4人 ケータイ・ゲームの画面を見ているのが2〜3人 本(雑誌・漫画を含む)を読んでいるのが1〜2人 で、「書籍」と言えるような本を読んでいるのはたいてい中高年で、たいてい図書館で借りた本。 なんで中高年とか初老とか団塊の世代の人間とかは、本屋で本を買わないのか、を考えてみたいと思います。 1・多分もう家に充分以上の本があるから。何しろ、活字文化世代の最後の世代なので、娯楽と言えば本を読み酒を飲んで友と激論することだった時代。家の中に、読まないけれども見栄で買った吉本隆明とかレヴィ・ストロースとかサルトルとか、いまどきどこで売ってるんだよそんな本、というのがありまくってて、新しい本なんて買っても読まないと思っているわけですね。「読む時間がない」というわけではないんです。「新しい
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